渡辺式ノート術

本を読んでノートをまとめる時、単に本の内容をまとめるだけではなく、そこからの「学び」や「気づき」をメモすることの方が大事だと思っています。

 

たぶんほとんど見えないと思いますが、上の写真は参考までに私のノートの書き方です。

読んだ本は「行動科学セルフマネジメント」という、石田淳氏の本。ごく一般的な、210ページのノウハウ本です。

 

専門分野に関するものなど深く読み込みたい本は別ですが、基本的に1枚~2枚でまとめます。

読みながらまとめると、どうしても細かく書きすぎる傾向があるので、読みながらまずは付箋を貼り、読み終わったら付箋の部分だけ読み返し、付箋をはがしながらノートにまとめてく、という感じです。(そうすると、読んでいる時には大事そうに見えても、全体からすると別にそうでもない、ということも多々あるのです)

 

極力文章を書き写さず、キーワードとキーワードを矢印でつなぐようにして、構造を明確化しています。

単純に書く時間を短縮できますし、キーワードとキーワードを自分の言葉で再文章化することで、理解がぐっと深まるのです。

 

ところどころ赤字で書いてあるのは、同じようなことを言っている本のタイトル。本だけではなく、自分の経験などを書くこともあります。概念と概念を結び付けることで情報のネットワーク化を図っています。

下の方に赤字で「SMART」ありますが、これは本書に書かれていた「MORS」という法則と、基本的には同じ考えなのかな?と思って書き留めています。

 

右下の枠は、自分で気づいたことや考えたことをまとめる欄。

例えば読んでいる本がマーケティング戦略系の本だったら、「自分のビジネスならこうしてみよう」というビジネスアイデアを書き留めたり、「やること」をタスクリストのようにメモしたり。

このノートでは、「変われない人=明確なビジョンない⇒ゴールを明確に・・・かなった時の状況具体的に考える」という本のメモから矢印を引っ張り、欄内に「速行動コーチング・・目標設定」とメモしています。

これは、コーチングの案内をする時にこの概念を使おうと思ってメモしておきました。

 

その下には「片付いた状態を維持するには?」とメモしています。

これは、本を読みながら自分の仕事や生活に落とし込むためのメモなのですが、このように「問い」を立てる形にすることが多いです。その場で具体的な行動が思い浮かばない時に、問だけを立てておく。そして後でノートを見直しながらその問いへの解決策を考えるのです。

 

「学び」を「実践」に移すには、この欄がとても重要です。本の内容をまとめるだけでは、しっかり理解することはできてもなかなか自分の行動に移すまでには行きません。また、本の内容は、本を読み直せば書いてある。しかし、本を読んでいる時に自分の中に浮かんできた考えは、その場でつかんでおかないと永久に忘れ去られてしまうのです。

ここにタスクリストや自分への「問い」をメモすることで、実践が一気に楽になります。

 

 

書き方の形式として、以前はマインドマップを使っていましたが、マインドマップは意外に制約があるので、マインドマップ的な要素は取り入れながら、完全に自由に書いています。

 

使用するノートはA4方眼のプロジェクトペーパー。これ↓です。

 

 

ノートは色々試しましたが、落ち着いたのがこれ。

 

理由はいくつかあります。

1、ノートだと、見開きの部分が膨れてしまい、片手でメモを書きにくいが、これならフカフカしないので片手でも平気。

2、これなら、書き途中のメモがあっても他の内容を次の紙にすぐ書ける(ページを空けておく必要がない)。書き途中のものの続きは、また別の紙に書いて後でまとめればいい。

3、切り離してジャンルごとにまとめてファイリングするなど、後での検索性にすぐれてる。ノートだとこれが面倒。

4、バインダーに挟んで使うので、机が無いところでも楽にメモができる。

 

無地か罫線か方眼かは好みだと思いますが、やっぱり方眼が使いやすいですね。罫線より自由で、無地ほど自由過ぎない。一時期、普通のコピー用紙も使っていましたが、無地だとどうにも書きにくかったです。

 

ノートの取り方に正解はありませんので、あくまでも参考に、自分なりに書きやすいノートづくりを試してください。一つだけ意識して頂きたいのは、「自分の考えや気づき、アイデア、問い」などを必ずメモすること。これをするノートと、ただ本の内容をまとめるだけのノートとでは、効果に雲泥の差があります。

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