資格試験の勉強を速読でできるか?

働き方が大きく変わり、将来も不透明感が大きい中、資格試験の勉強をしている人も多いでしょう。忙しい仕事の合間を縫って勉強しなければいけないので、速読を身に付けて臨みたい、と思われる方も少なくありません。結論から言うと、速読だけでは資格試験の勉強は無理ですが、速読はとても有効に使えます。どういうことでしょうか?

まず、大前提として、スキルアップや教養を身に付けるために本を読むのと、資格試験のテキストを読むのとでは、決定的に違うことがあります。それは、資格試験の場合はテキストの内容を正確に覚えないといけないということ。言葉の定義を正確に覚えることはもちろん、試験によっては漢字も書けないといけません。この、「正確に覚える」ということは、速読では不可能です。

そもそも、速読というのは大きく分けて2つのやり方があります。一つは理解度をやや下げて(だいたい7割~8割の理解度)、本の趣旨や全体像、概要を把握する読み方、もう一つは大事なところとそうでないところのメリハリをつけて、大事なところだけじっくり読む、という読み方です。

最初の読み方で、資格試験のテキストを攻略できないことは言うまでもありません。趣味の延長にある簡単な〇〇検定ぐらいなら可能かもしれませんが、ある程度の難易度のある試験、行政書士や社労士、FP2級などは、絶対に熟読が必要になります。

二つ目の読み方も、テキストには基本的に「大事でないところ」など無いので、メリハリのつけようがありません。基本は「全文熟読」です。

なので、資格試験の勉強を「速読だけで」攻略するのは不可能です。では、「とても有効に使える」というのはどういうことでしょうか?

テキストを読む時に多くの方がやってしまうのは、いきなり「覚えよう、理解しよう」と思って熟読してしまうこと。しかしこれだと、経験している人も多いと思いますが、途中で挫折する可能性が極めて高くなります。分厚いテキストが遅々として進まず、読んだそばから忘れていくからです。なので、資格試験のテキストを読む時のポイントは、まず最初に全体を通読すること。できれば2回~3回通して読み、全体の概要を頭に入れて専門用語などになじみを付けるのです。それからテキストを熟読し、問題集に取り掛かり、というように進めていくと効果的です。

この、「最初の通読」に速読を活用できるのです。この段階では細かく理解する必要はなく、全体像を把握すればいいので、まさに速読が得意とすることです。

また、熟読して、問題集などをやった後、短時間で総復習をする際にも速読は活用できます。試験直前全体を見直したい時などです。

つまり、資格試験のテキストを勉強する時のポイントは、

1、速読で通し読みをし、

2、覚えるために熟読し、

3、問題を解き、

4、速読で仕上げる

これが基本型となります。

「速読だけでは資格試験の勉強は無理ですが、速読はとても有効に使えます」というのは、こういうことです。

 

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