東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法

ひとことで言うと

どんな勉強でも、一冊の基本書を7回繰り返し読む事で、
まずは「知り合い」になり、「認知」から「理解」へと進む。
繰り返す際には、全体像を把握し、内容を理解し、詳細へと進む。

ポイント

■第1章:「頭がいい人」がしていること

・成功体験が積み重なれば、喜びと自信が生まれる

・根拠なき自信を持つ

・根拠なき自信を証明された実績に変える

・勉強法確立のために自分を知る・・・得意なジャンル、得意なインプット方法

■第2章:「少し上のライバル」を意識して

・ステップアップのきっかけになる

・ライバルも進んでいるから、努力しなければ遅れていく

・東大現役合格の秘訣・・・独学の方が講義を聞くよりスピーディー

・勉強という目標を持つことは辛いこともあるが楽しい事もある

・司法試験合格に使ったテキスト・・・予備校のテキスト。必要最低限の知識

・間違いを気にせず、ひたすら問題を解く

■第3章:摩訶不思議な「社会」という場所で

・社会では毎日が小テスト

・インプットよりもアウトプットが大事

・できないことがいけないのではなく、できないままでいることがいけない

■第4章:誰でもできる「7回読み勉強法」とは

・まずは「知り合い」になる

・30分の流し読みを時間を置かずに7回繰り返す

・一冊の基本書に繰り返し目を通す

・図やイラストなどの、見た目の分かりやすさに要注意

・7回読めば重要な要点は浮かび上がる

・見出しなどで全体像を把握し、徐々に内容理解に入り、細部を覚えていく

・7回読みの後半には「書く」作業も効果的

■第5章:メンタルコントロール術

・細かな計画は立てない

・集中力が途切れたら、取り合えず続ける

・集中できないときは目先を変える

・目標を明確にし、公言する

■第6章:なぜ学ぶ?何を目指す?

・目標設定は小さなハードルにする

・過去の自分の最高よりも少しだけ高めに設定

超速「7回読み」勉強法マインドマップはこちら

渡辺式ブックレビュー


少し前に話題になった本です。

「本をサラサラと読み流す×7回」だけでいい!

という触れ込みで書かれた、勉強法。

はっきり言います。

サラサラと7回読んだだけで、勉強の内容が身につくわけがありません!

サラサラと教科書を7回読んだだけで

東大に現役合格し、在学中に司法試験に合格し、東大を主席で卒業

できるわけがない。

実際、本書にも中学時代に1日4時間勉強。
部活の集合時間前にも教科書を読む。
高校時代には1日5時間勉強。
大学受験では1日14時間。
司法試験では19時間。

という勉強時間が書かれています。

とにかく、相当な努力があってこその東大主席、在学中に司法試験合格なのです。

なので、本書のカバーのコピーをそのまま鵜呑みにしてはいけません。

ただ、「基本書を7回読む」という、著者の勉強法の基本は、様々な分野で応用できます。

本は、1回熟読しただけでは、まず間違いなく、頭に入って来ません。

私の経験上、よほど強烈なイメージがわく小説やエッセイならともかく、いわゆるビジネス書や教養書のような本では、
最低3回。少し専門的な本であれば最低5回。資格試験のテキストなどであれば、最低7回。

繰り返し読む事はとても大事です。

例えば、ビジネス書を読む場合、まずは見出しだけを追って行って全体像を把握し、次に速読で1冊30分ぐらいでざっと目を通す。そして重要なポイントをじっくり読みながら内容を把握し、最後にもう一度復習としてさっと読みなおす。

例えば資格試験のテキストを読む場合、まずは3回程、この本に書いてある様に「サラサラ」と全体を読み通し、内容に馴染みを付ける。次に過去問に目を通し、何が問われるのか頭に入れた上で、テキストを熟読する。これは試験の難易度にもよりますが、3回ぐらいでいい検定試験もあれば、20回でも30回でも必要な国家試験もあるでしょう。

このように、「7回読み」を基本にしつつ、本の内容に応じて様々使い分けて見ましょう。

少なくても、1回熟読するよりは、サラサラ7回読みの方が、はるかに頭に残る事は間違いありません。

この本では、「サラサラ7回読み」よりも、むしろ「少し上のライバルを意識する」、「目標を具体的にし、公言する」、「過去の自分の最高よりも、少しだけ上を目指す」などの、勉強をする心構え的な内容の方がしっくり来ます。

■東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法
山口真由

 

Top