速読ができない本当の理由 速読に挫折してきた方へ

超人的な速読法を、即興で身につけることはできません。

「10分で本1冊を読める!」などといった夢のような速読法は、長期に渡る特殊なトレーニングが絶対に必要です。なぜなら通常の読み方、思考の仕方とはまったく違う読み方を覚える必要があるからです。

私たちが文章を読む際、文字を音になおすことで内容を理解しています。超人的な速さで文章を理解するためには、この「文字を音になおす」作業をなくす必要があるのです。多くの速読法で「頭の中で文字を音にするのを止めなさい」などといわれるのは、そのためです。

ですが生まれてからずっと、無意識のうちに行ってきた習慣をいきなり変えることができる人なんて、ひとりもいません。そもそも10分で本が1冊読めるペースでページをめくっても、内容を読むことすら難しいですよね。

はっきりと断言しましょう。

こうした超人的な速読法を身につけることができる人は、ほとんどいません。
それが真実なのです。

“渡辺式”速読法で、無理なく早く読める!

“渡辺式”速読法では、「文字を音になおす」という自然な読書法を否定することは一切しません。また従来の速読法に多かった「潜在意識の活用」「右脳の開発」などといった、曖昧で効果が実感しにくいプログラムも行いません。

「普通の人の読み方を、早くする」ためのトレーニングを集中して行う、より実践的なプログラムです。

もし、下記のような表現に心当たりがあったら、その方法ではなかなか速読は身につきません。

速読の誤解1右脳を活用して写真のようにページ全体を写し取る。

良く見かける速読術ですね。見開き1ページを1秒ぐらいで次々とめくっていき、右脳を活性化させてページに書かれている情報を写真のようにとらえる、というようなものです。脳科学や認知心理学などの学術用語などを用いて説明されていますが、結論から言ってこの手の速読術を目指すのは時間と労力の無駄です。もちろん、このような速読術ができる人がいることは否定しません。が、普通の能力の人間が2日や3日の講座を受けて身に付けられるようなものではありません。

たとえば、ピアノの初心者がいきなり複雑な和音の曲を両手で弾くことに挑戦するようなものと言えば分かりやすいでしょうか。初心者が目指すべきのは、まずは右手でメロディーラインを弾くこと、そしてそのスピードを速くすることです。これなら少しトレーニングすればだれでも弾けるようになりますよね。

速読の誤解2目を高速で動かす。

これも良く速読術のトレーニングでみかけるものです。確かに、速読術をする上で目を速く動かすことはとても重要ではあります。しかし、目を速く動かせることと速読術ができることはイコールではありません。目をどんなに高速に動かすことができても、それでは文字の上を視点が滑るだけで文書を理解するまでにはならないのです。さらに言うと、本を読むのが速い人は、目の動きが小さくなります。必要最小限の目の動きで文字を読み取れるようになるので、楽に本が読めるのです。

眼球を大きく速く動かすためのトレーニング、必要がないわけではありませんが、それだけに時間と費用を費やすのはまったくナンセンスです。単なる準備運動に過ぎませんから。

速読の誤解3頭の中で文章を読み上げないようにする。

ほとんどすべての速読術で当たり前のように「頭の中で読みあげない(黙読しない)と言われていますが、このことを考えすぎると、決して本の内容を理解できません。

もちろん、中にはこれができる人はいるでしょう。そういう方が速読術の本を書いているのだと思います。ただ、これはきわめて特殊な能力です。例えば、表現が適切かどうかはわかりませんが、私の知り合いに生まれつき耳が聞こえない人がいます。その人はもちろん文字の音を知らないので「頭の中で文章を読み上げる」ことができないのですが、読むスピードがとても速いのです。私たちとはまったく違う能力を使って読んでいるのでしょう。

頭の中で読み上げないようにするというのは、まったく違う能力を新たに開発するということなのです。ちょっとやそっとのトレーニングでできるようになるはずがありません。

ですので、1day速読講座では、特殊な能力開発などまったく必要の無い、今までの読書の能力を伸ばしていく速読術をお伝えしています。これなら、単なる読書の技術なのでどなたでもマスターできます。いきなり「今までの10倍」とか「1冊10分」、「1ページ1秒」を目指すのではなく、まずは「1冊1時間」「1ページ15秒」を目指すのです。

野球を初めてする方に、いきなりカーブやフォークボールを教えても投げられるわけがありません。でも、初めは投げ方を知らないので山なりのボールを投げることしかできませんが、ちょっと握り方や腕の振り方、体の使い方を教えるとまともなキャッチボールがすぐできるようになる。これと同じです。

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